カンブーザ|横浜・鶴屋町、薪の炎とシェフの手仕事が重なる場所

560件の口コミが積み上がった、看板なしのイタリアン

横浜・鶴屋町の路地に入ると、蔦のからまる赤レンガの建物が現れる。看板は出ていないが、カンブーザを目当てに訪れる人が絶えない。Googleの口コミは560件を超え、食べログではイタリアン百名店に幾度も選ばれてきた。2011年の創業以来、この場所で積み上げてきた評価が、数字に出ている。
代表がナポリとシチリアで修業を重ねた経験を軸に、薪窯ピザ・手打ちパスタ・自家製チーズという三本柱が料理の構造を支えている。「10年位前から不定期で利用しているが、この時代に素晴らしいプリフィクスコースがサービス料なしで8,800円という価値」という口コミが、創業以来の価格設定への姿勢を示している。

薪窯と国産全粒粉—ピザに込められた技術の話

カンブーザのピザ生地は、国産全粒粉を中心に独自ブレンドしたもので、薪窯の高火力で一気に焼き上げる。外側の香ばしさと、中のもっちりした食感が両立するのは、この焼き方あってのことだ。マルゲリータのほか、季節食材を組み合わせたオリジナルも展開しており、コースの一品として提供される場合と、アラカルトで選ぶ場合の両方がある。「窯焼きピザが最高」「ピッツァの味と香りの良さに感激した」という声が、口コミに繰り返し登場する。
手打ちパスタは、ソースとの絡みと食感にまで配慮が行き届いている。シェフのおまかせコース(6品・6,600円)では手打ちパスタが固定で組み込まれており、当日の旬の素材に合わせたソースで仕立てられる。

自家製チーズが、前菜からドルチェまで貫く

ブッラータやリコッタをシェフが店内で仕込む自家製チーズは、コースを通じてさまざまな場面に登場する。前菜のひと皿として、またはピザのトッピングとして、素材そのままの乳感を生かした使い方が随所に見られる。「オプションのリコッタチーズのピザのせをつけた。全て美味しかった」という口コミが、その完成度を伝えている。自家醸造クラフトビールとのペアリングでチーズの旨みを引き出すという楽しみ方も、この店ならではの選択肢だ。
個人的に印象的だったのは、前菜・中盤・締めのすべてにチーズが絡む構成だ。一般的なイタリアンよりもチーズを中心に据えた料理設計は、シチリア修業の影響が色濃く出ているように見える。

特別なシーンを受け止める、2つのフロアと接客

1階はアラカルト形式、2階はコース専用フロアという構成で、目的に応じて使い分けられる。白を基調とした南欧風の2階席ではピアノのBGMが流れ、誕生日・結婚記念日・接待など、節目の食事に選ばれるケースが多い。「スタッフの細やかな気遣いやお料理の説明が素晴らしかった」という口コミが、接客のスタイルを示している。JR横浜駅西口から徒歩5分という立地で、平日ランチから週末ディナーまで予約が埋まりやすい状況が続いている。
ソムリエが選ぶワインは、好みを伝えるとグラス単位で提案してもらえる。「大切な人とワインのペアリングが良かった。ここは思い出の場所」という口コミのように、ドリンクを含めた食事全体の設計が、場所の記憶として残る体験を作っている。

横浜 イタリアン

ビジネス名
カンブーザ
住所
〒221-0835
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2丁目11−2
高垣ビル
アクセス
JR横浜の西口から徒歩約5分
TEL
045-512-8882
FAX
営業時間
LUNCH 11:30~14:30(L.O.13:00)
DINNER 18:00~22:00(L.O.20:00)
定休日
月曜日(但し祝日の場合は変更有)
URL
https://cambusa-2011.jp