ドイツ・オーストリア料理 Klingenthal(クリンゲンタール)| 伝統が紡ぐ温かな食の体験

音楽留学から始まったドイツ郷土料理への情熱

店主がドイツへ渡ったきっかけは音楽の勉強だった。けれど現地で心を揺さぶられたのは、街角のレストランで出会った素朴な郷土料理と、それを囲む人々の温かな日常風景だったという。その原体験をもとに、Klingenthalでは各地方で受け継がれてきた調理法を忠実に守りながら一皿一皿を仕上げている。食材の仕込みから火入れの加減まで、現地の空気ごと再現するような姿勢が料理の随所ににじむ。

豚の骨付きスネ肉を数日間塩漬けにし、自家製スープで6時間以上煮込んだアイスバインは、箸を入れた瞬間にほどける柔らかさで驚く。石見ポークを薄く叩いて細挽きパン粉をまとわせ、カリッと揚げ焼きにしたシュニッツェルには季節限定やオリジナルのソースが複数用意されており、訪れるたびに違う組み合わせを試す常連も少なくないらしい。個人的には、ベルリン名物のカリーヴルストを樽生ビールと合わせた瞬間が一番「ドイツの居酒屋にいる」と感じた。ソーセージひとつとっても、まだ日本では知られていないドイツの味が山ほど控えている。

冷蔵コンテナ直送と特注サーバーが守るビールの鮮度

ドイツ現地の醸造所から冷蔵コンテナで温度管理された状態のまま届くビールは、店に届いた後も同じ温度帯で保管される。特注サーバーを導入し、グラスに注いだ瞬間の泡のきめや立ち上る香りまで醸造家の意図通りに届ける体制を整えた。樽生だけでなく、常時20種類以上のボトルビールが並ぶ棚も圧巻で、醸造所ごとの哲学や歴史が一本一本に映し出されている。好みや料理との相性を店主に相談しながら選ぶ時間そのものが、この店ならではの楽しみ方になっている。

口コミでは「ドイツで飲んだときと同じ味がした」という声が目立つ。ビール以外にもワインやカクテル、ソフトドリンクのラインナップが充実しており、アルコールを飲まない同行者がいても気兼ねなく過ごせる。料理ごとにペアリングを変えてみると、同じシュニッツェルでもまったく違う表情を見せてくれる。ボトルビールのラベルに書かれた醸造所のストーリーを読みながら飲む一杯は、ちょっとした旅気分を味わえる。

カウンターから掘りごたつまで25席の使い分け

総席数25席という規模は、大箱にはない距離感を生んでいる。カウンター6席では目の前で料理が仕上がる音や香りをダイレクトに感じられ、仕事帰りの一人飲みにちょうどいい。4名用の掘りごたつが3卓あり、靴を脱いでくつろげるため地元の友人同士の集まりや女子会に使われることが多いという。12名以上なら貸切にも対応しており、誕生日や記念日のサプライズ演出も相談できる。

「堅苦しくないのに、ちゃんとした料理が出てくるのがいい」と感じる利用者も多いようだ。店主がドイツで感銘を受けたレストランの雰囲気を意識し、木を基調にした内装はどこか落ち着く。テーブル席を含めて席種が複数あるため、その日の気分や人数に応じて使い分けられるのが地元客にリピートされる理由のひとつだろう。一人でふらっと寄っても、大人数で賑やかに過ごしても、同じ空間が違う顔を見せてくれる。

ランチの手軽さと宴会コースの満足度

ランチタイムには、シュニッツェルやソーセージといった定番メニューをディナーより手頃な価格帯で提供している。本格的なドイツ料理を昼から気軽に試せる機会は都内近郊でもそう多くなく、初めての来店にはランチから入るのがおすすめだ。夜はカウンターでカリーヴルストをつまみながらビールを傾ける居酒屋的な使い方もでき、敷居の低さを意識した雰囲気づくりが徹底されている。獨協大学前駅西口から徒歩約9分、駐車場も2台分確保されている。

宴会向けには6,000円のライトコースと8,000円のフルコースがあり、いずれも飲み放題付き。8,000円コースでは前菜盛り合わせからザワークラウト、ブレッツェル、ソーセージ盛り合わせ、そして名物アイスバインまで一通り揃い、初めてドイツ料理に触れる人にも満足度が高いと評判だ。ライトコースは生ハムやチーズの前菜にフラムクーヘンなどが並び、軽めの飲み会や普段の集まりに選ばれている。貸切やサプライズの相談も受け付けているとのこと。

ドイツ料理 レストラン

ビジネス名
ドイツ・オーストリア料理 Klingenthal(クリンゲンタール)
住所
〒340-0043
埼玉県草加市草加3丁目3−35
アクセス
獨協大学前駅から徒歩約9分
TEL
048-949-6792
FAX
営業時間
12:00~15:00
(料理L.O. 14:00 ドリンクL.O. 14:00)
17:00~22:30
(料理L.O. 22:00 ドリンクL.O. 22:00)
定休日
URL
https://klingenthal-dokkyo.com