どて串カツ一本に、この店の姿勢が詰まっている
牛すじを八丁味噌で6時間以上煮込み、本間製パンのパン粉で揚げた串カツに乗せる。串ト酒ランデブー/日々是新のどて串カツは、そういう積み重ねの上に成り立っている一品だ。オーナーは「名古屋の新しい名物に」という言葉を使っており、このメニューへの比重は軽くない。安心価格での提供を意識した結果、気軽に追加注文できる価格帯におさまっている。
「名物のどて串カツが本当に美味しくて、これは絶対に頼んでほしい」という声が口コミに繰り返し登場するのは、偶然ではないだろう。一口食べると次を注文したくなるという感想も複数届いており、やみつきになる客が多い様子だ。
日替わりの酒が、次の来店理由になる
焼酎は岐阜・三重・長野など東海地方を中心に仕入れており、日本酒とともに毎日ラインアップが切り替わる仕組みだ。希少なキリンブラウマイスターも置かれており、「しっかりした苦味の中に甘味もあってめちゃくちゃ美味しかった」と書いた客がいる通り、ビール一杯にも手を抜かない品揃えがある。瓶ビールは1本299円から。何も考えずに飲み始められる価格だ。
スタッフが日本酒の知識を持って案内するスタイルも、ここの特色のひとつだ。「お兄さんが詳しく、おすすめを教えてくれた」という口コミが残るほど、人を介した提案が機能している。酒に詳しくない人でも、「今日の一本」が自然に決まる。
二つの店名に込められた哲学
「日々是新」——毎日が新しく、毎日が門出であるという意味がサイトに記されている。同じ場所が朝は定食屋、夜は大衆居酒屋として機能するこの店の構造は、その言葉の実践でもある。朝8:00からの日々是新では愛知県産の炊き立てご飯と赤だし豚汁が出てきて、縞ほっけや出汁鶏カツなど魚定食が揃う。一日の一番早い時間帯から、この店はすでに動いている。
オーナーの髙良健太氏は、現場スタッフから営業部長まで積み上げたキャリアの持ち主だ。「朝と夜をつなぐ食の居場所をつくりたかった」という言葉が、この二つの屋号の背景にある。
伏見駅1分の立地が生む、毎日の動線
伏見駅10番出口から徒歩1分、丸の内駅からも徒歩4分という場所にある。ビジネス街の一角に立地するこの店は、朝の出勤前から夜の退勤後まで動線上に存在している。貸切やサプライズにも対応しており、普段使いから打ち上げまで同じ一軒で完結する。帰り際に入浴剤がもらえるというサービスを「珍しくていいな」と感じた客の声も届いている。
支払い方法はVISA・Mastercard・JCBのクレジットカードとPayPayに対応しており、現金不要で来店できる。全席喫煙可能という環境は、喫煙者にとって数少ない選択肢のひとつになっている。


