京都中央市場から、その日の魚を
魚の話をしたい。「小料理 はれ時々はれ」では、京都中央市場から魚を仕入れ、その時季においしい新鮮なものを使っている。お造りをはじめ、季節やその日の天候に合わせた日替わりの小料理が並ぶため、訪れるたびに味わいが変わる。同じ皿に二度出会えないのが、この店の魚料理の面白さだ。
仕入れの鮮度がそのまま料理の質に直結する。だからこそ市場との距離を活かし、その日いちばんの状態で客に出すことを大切にしている。
味だけでなく、見た目まで組み立てるお造り
お造りは、運ばれてきた瞬間に気持ちを高める見た目にもこだわる。白身魚の透き通るような白、赤身の深い色合い、あしらえた旬の野菜の緑。この鮮やかなコントラストを意識しながら一皿を構成していく。
盛り付けには立体感と躍動感を持たせ、見ているだけでも食欲がそそられる仕上がりを狙っている。京都駅周辺で、目でも楽しめる魚料理を出す店だ。個人的には、盛り付けにここまで工夫を凝らす小料理屋はそう多くないと感じた。
名物あら炊き、そして水曜の昼メニュー
新鮮なマグロを使うからこそ、臭みのない上質なあら炊きができる。尻尾や骨部分をじっくり炊き上げ、鮮度抜群の状態で調理に入るため、加熱しても身がパサつかず、しっとり柔らかくジューシーに仕上がる。素材のポテンシャルを最大限に活かす調理法にこだわった名物だ。
昼には別の顔もある。毎週水曜日は12:00から15:00にランチ営業を行い、動物性食品・乳製品・はちみつを使わないヴィーガンランチを数量限定で提供。午後からは豆乳ソフトクリームも並ぶ。夜の魚料理とはまた違う時間帯の魅力がある。京都駅八条口から徒歩3分、京都市南区東九条室町31。


