栄駅から歩いて向かうまで
栄で飲む店を探すとき、駅からの近さは意外と効く。居酒屋かけはしは栄駅12番出口から徒歩8分ほど、中区栄4丁目8-15のジギースターダスト2階に店を構えている。仕事帰りに一人でも、待ち合わせて数人でも向かいやすい立地だ。看板を上がった先の落ち着いた空間が、一日の切り替えにちょうどいい。
営業は18時から深夜0時まで、日曜だけは16時からと少し早めに開ける。料理のラストオーダーは23時、ドリンクは23時30分なので、二軒目でのんびり腰を据えても間に合う。定休は月曜。平日の仕事終わりから週末の遅い時間まで、生活の区切りに合わせて通える営業の組み方になっている。
初めての客ほど気になるのが、入ってからの居心地だと思う。約11席のカウンター中心という規模で、店主やスタッフとの距離が近く、一人客が浮かない空気がある。個人的には、初回から常連のように扱ってくれる接客の軽やかさが、また来ようと思わせる決め手だった。
予約と席まわりの実際
予約なしでも入れるが、週末や混みそうな日は電話かホットペッパーで押さえておくと確実だ。当日でも空席があれば受けてくれるので、仕事終わりに思い立って連絡する使い方もできる。予約の締め切りはコースの場合、来店日の当日21時まで。席だけの予約も受けているため、まずは一杯という入り方も気兼ねなくできる。
店内は電子タバコに限り喫煙可で、煙草を片手に飲みたい人の受け皿になっている。支払いはVISAやJCBなどのクレジットカード、楽天EdyやSuicaといった電子マネー、PayPayや楽天ペイなどのQRコード決済まで対応し、現金の持ち合わせが薄い日でも安心して寄れる。少人数の店ながら決済の間口を広く取っている点は、日常使いに向く。
人数と予算に応じた貸切の相談にも応じており、会社の宴会や歓送迎会、カラオケ会の会場としても使われている。DAM AiRを備えているので、食事から歌までを移動なしで一軒にまとめられる。少人数から相談できる柔軟な対応が、幹事役の心強い味方になる。
何を頼むか迷ったら
最初の一杯に迷ったら、3種の飲み比べ1,200円から入るのが分かりやすい。辛口から甘口まで性格の違う純米酒を並べて試せるので、自分の好みの位置が見えてくる。つまみは燻製胡椒の枝豆450円や燻製醤油のだし巻き玉子700円あたりが酒によく合う。
腹を満たしたいなら、沼津・会津直送の干物へ進みたい。脂ののったサバ干物1,480円や肉厚の真ホッケを備長炭で焼いた一皿は、辛口の純米酒とまっすぐ噛み合う。〆に燻製醤油のTKG580円やガス釜炊きのコシヒカリを合わせれば、一軒でしっかり食べて飲んで帰れる。


