うなぎ 架楽|「うなぎが苦手でも食べやすい」浜松の地焼き

苦手だった人が箸を進める、軽やかな一尾

「うなぎは少し苦手」と話していた人が、うなぎ 架楽の一尾は「食べやすい」と言って完食していく。その理由は、蒸しを挟まずに直火で焼き上げる関西風の地焼きにある。焼きの過程で余分な脂が落ち、川魚につきまとう臭みも抑えられるため、後味が軽く仕上がる。うなぎ 架楽が普段の食事として家族に選ばれるのは、この一口目の入りやすさが大きい。
皮は香ばしく焼き締まり、身の中はふっくら柔らかいまま残る。脂のしつこさが引くぶん、小さな子どもから年配の人まで卓を同じくして食べ切れる。濃い味で覆うのではなく、焼きの加減で素材を立たせる作りが、食べやすさの土台になっている。
個人的に取材して面白かったのは、「食べやすい」という評価が、味を薄くした結果ではないという点だ。うなぎ・タレ・米のどれも手を抜かず、三つが釣り合ったところに軽さが生まれている。引き算ではなく、焼きの精度で出した軽やかさだと感じた。

一尾ずつ焼き分ける、店主の手仕事

うなぎ 架楽の焼きを担うのは、磐田市の老舗で修行を積んだ店主の小栗啓人さんだ。うなぎは仕入れた一尾ごとに太さや脂の乗りが違うため、その日の状態を見ながら火加減を調整していく。注文が入ってから焼き始めるので、席に届くまでに少し間があるが、そのぶん香りが立った状態で運ばれてくる。
店名の「架楽」に込めたのは、客の楽しい時間をつなぐ架け橋でありたいという想い。うなぎを祝いの日だけの料理に閉じ込めず、気軽に通える距離へ引き寄せたいという考えが、店づくりの芯を通っている。

その日の気分で選べる、お品書きと席

献立は、鰻一尾の鰻重3,900円(税込)を軸に、鰻一尾半の特上4,800円、薬味と出汁で味を変えるひつまぶし4,300円と続く。蒲焼きと白焼きを一皿で味わう紅白鰻4,800円、軽めの鰻丼2,800円まで、量と気分で選べる幅がある。肝焼きや白焼きの単品は、酒を合わせる夜の使い方に向く。
店は浜松市中央区高丘西にあり、基地北門バス停から徒歩4分、駐車場も完備している。昼は11時から14時、夜は17時から20時で開き、定休は木曜に当たる。一人の昼ごはんから取引先との会食まで、席の使い方は来店の目的に合わせて動く。

浜松 うなぎ屋

ビジネス名
うなぎ 架楽
住所
〒4338118
静岡県浜松市中央区高丘西3丁目8−5
アクセス
基地北門バス停から徒歩4分
TEL
050-8883-0189
FAX
-
営業時間
11:00~14:00
17:00~20:00
定休日
木曜日
※定休日の他にお休みをいただく場合がございます。
URL
https://unagi-karaku.com