あっさりを突き詰めた醤油の一杯
京都ぽん酢寺 深草店の醤油ラーメンは、とにかく軽い。朝ごはんとしても、前夜に飲みすぎた翌日でも食べられるというほどのあっさり具合で、日常的に通える味を狙っている。濃厚な一杯に疲れたときに寄りたくなる方向性だ。ここに旨辛らーめんやまぜそば、カレーらーめんといった濃いめの品も加わり、その日の気分で軽重を選べる。
看板料理は柚子仕立てのぽん酢焼飯
麺屋でありながら、まず薦められるのは炒飯というのがこの店らしい。特製ぽん酢を使ったぽん酢焼飯は、酸味を抑えて柚子の風味と香ばしさを引き出した一皿で、来店したら必ず食べてほしい料理として案内している。もともと「ぽん酢を販売したい」という発想が先にあり、その相棒として生まれた経緯がある。
使用している柚子のぽん酢は「Mashiketta」の名で販売しており、店頭に加えてオンラインでも注文できる。炒飯に使うものと同じ味を家庭に持ち帰れるので、店の一皿を再現したい人にも向く。全メニューがテイクアウト対応というのも、この店の使い勝手を後押ししている。
藤森駅ちかく、時間で変わる営業
店があるのは伏見区深草野田町、藤森駅から徒歩7分ほど。席数14でカウンター席もあり、子ども連れも歓迎している。ランチ11:30〜15:00、ディナー18:00〜21:00という営業時間だ。
この時間帯以外は「韓国無人ラーメン マシケッタ」へと切り替わる。袋麺を自分で選び、自動調理機で卵やチーズ、ネギを足して仕上げる韓国式の無人スタイルで、ぽん酢寺が休みの不定休の日も24時間営業を続けている。京都にいながら韓国の袋麺を体験できる場になっている。


